
ラベルシステム管理

グローバル
ラベルデザインおよび印刷
SMB

コスト削減:
$250,000+
課題:
解決策:
Madura Tea社では、事業運営のスケールアップが可能になり、ラベル処理時間を2週間から数分に短縮
Madura Tea社は、4代続く家族経営の企業です。1978年からニューサウスウェールズ州で25万本の茶樹を栽培し、茶葉の加工・包装を行っています。同社は、全体的な生産性を向上させるために、システムの近代化を始める時期だと判断しました。持続可能性と高品質な技術へのこだわりを指針として、チームはルーツを大切にしながらも、現代的な技術を積極的に取り入れています。Madura(マデュラ)という名前自体はタミル語で「楽園」を意味し、同社の伝統と進歩の調和を象徴しています。Madura社は、分散したスプレッドシートやレガシーシステムから、NetSuiteおよびクラウドWMSと統合されたBarTender Cloud対応ソリューションへ移行するデジタルトランスフォーメーションを行いました。Madura Tea社は、手作業によるデータ入力ミスを削減し、2週間かかっていた報告サイクルを廃止するとともに、効率化と自動化の改善により年間25万ドルのコストを削減しました。
BarTender Cloud導入以前のMadura Tea社のラベリングワークフローは、スプレッドシートやレガシーツールの寄せ集めで、日々の注文や業務のペースについていくのに苦労していました。各チームは個別のスプレッドシートを使用しており、製品関連のドキュメントも異なるバージョンが散在していたため、最新かつ正確なバージョンを探し出す余分な作業が発生していました。部品の追跡システムがなかったため、各バッチで誤ピックや再包装のリスクがあり、賞味期限も手作業で修正しなければならないことがよくありました。一方で、1990年代のWMSではスタッフがラベルを事前印刷し、データを手入力する必要がありました。単純な作業がボトルネックとなり、報告サイクルは最長で2週間にまで延びていました。商品原価(COGS)レポートの作成に数週間かかっていたため、事業の健全性、業務効率、収益性に関する洞察を得るまでに常に数週間の遅れが生じていました。
現在、発注書はNetSuiteに直接反映されるようになりました。BarTender Cloudは各作業に適したテンプレートを動的に取得し、作業現場で1回スキャンするだけでラベルが印刷されます。Madura Tea社はCloud Codersと提携し、NetSuiteネイティブのクラウドWMSとBarTender Cloudを導入しました。その結果、Madura Tea社はコスト削減と、ラベル処理時間を2週間から数分に短縮する大幅な効率化により、年間25万ドル以上の節約を実現しました。ロット番号やバッチ番号はNetSuiteから直接取得されるため、ラベルの正確性が100%保証され、畑から出荷までの完全な追跡が可能になりました。倉庫スタッフは、Honeywell社製スキャナーで入荷パレットをスキャンするだけで、作業現場で必要に応じてラベルを印刷できるようになりました。テンプレートの完全な正確性とリアルタイムでの可視化により、古いスプレッドシートにあったミスや見えない部分が解消され、責任感や規律が強化され、より機敏なチーム文化が醸成されました。
「今ではすべてが一元化されて可視性が向上しました。自動化は非常に便利です。クラウドに移行する際の学習のハードルはあまり高くありませんでした。」
- エンジニアリング&テクノロジー・リーダー、Carsten Leomker氏、Madura Tea Estates
